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ヒダカノセンセイ

ヒダカノセンセイ

センセイ.02

グミキャンディとヘルニア

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 突然ですが、最初に謝っておきます…。 当、日高病院のwebサイトリニューアル後、この日記「ヒダカノセンセイ」を何回もチェックいただいているみなさま、本当にお待たせいたしました、お待たせし過ぎたかもしれません。軽い気持ちで「オレが書きます!」と言ってしまった手前、治療と手術の合間を縫って少しずつ書いてはいたんですが、いやはや…文章で病気をわかりやすく説明するというのは難しい…。口で説明するのとはなかなか塩梅が違いますね。

 あらためまして。ども。どもども。日高病院の毛深い方の先生、日高正嗣です。
下のプロフィール写真を見ても分かるかと思いますが、この毛深さのせいで白衣を着てるのに先生に見えないと言われたりしています。主に整形外科の治療と手術を担当してます。
 趣味は、プロレスと映画とDJ。日常会話にも気づかず趣味の単語が混ざってしまうくらいマニアです。この『ヒダカノセンセイ』も、思いついたまま書いているので、時々趣味の単語が混ざってしまうかもしれません。(できるだけ気をつけます。できるだけ…。)


 ということで、本題。『ヒダカノセンセイ』始まりますよ。
いよいよですね。ドキドキですね。どの辺がですか?というと、腰や足や首のあたりの痛み…そう、日高病院でも患者さんが多い『ヘルニア』の話です。

 みなさん、ヘルニアというとどんなものを想像してますか?
みなさんの周りでヘルニアになられた人もいらっしゃると思いますが、「泣けるほど痛い」「なんだか体が動きにくくなった」「もう歳だからしょうがない」なんて話を聞いたりして、すごく怖いイメージを持ってませんか?。
だけど、そもそもヘルニアって

1. 歳をとったら必ずかかる病気?
2. 運動不足の人がかかる病気?
3. 一度かかったらもう元には戻らない病気?
それとも、
4. 大掛かりな手術をしないといけない病気?
なんでしょうか。


 いえいえ、必ずしもそうとは言えないんです。まずは、ヘルニアの語源を調べてみましょう。 「ヘルニア」はラテン語の「hernia」から由来しています。この言葉はもともと「突出・脱出」という意味で、いわゆる「ヘルニア」は、背骨と背骨の間にある『椎間板』が背骨の外側にとび出た状態を指しています。

 この『椎間板』は、背骨の間でクッションみたいな役割をしています。
丈夫でやわらかく、例えると中にゼリー上の物質が入ったウォーターベッド。もっとわかりやすく言うと、硬めの平べったいグミキャンディーが背骨の間にあると思ってください。
こんな感じです。↓

 このグミキャンディが、重い物の持ち上げや、激しい運動、あるいは座り仕事で腰を曲げたりしてる時に形を変えて、みなさんがスムーズに体を動かせるようにサポートしているというわけです。
ビバ!グミキャンディ。ビバ!椎間板!
 だけどこの椎間板が右の図のよう(赤い部分)になっちゃうと大変!全然、ビバ!じゃなくなります。
なぜ?なぜなんでしょうか。
…長くなっちゃうので、今回はここまで。
次回は、ヘルニアの痛みやしびれの原因をわかりやすく分かりやすく解明したいと思います。


※今回、混ざってしまった趣味の単語の元ネタはこちら。
https://www.netflix.com/jp/title/80239462
https://www.youtube.com/watch?v=Jo7j8KYJ0zI
https://www.youtube.com/@user-lo1xy2ze1q/videos


今回のセンセイ
  • 日高 正嗣

    (ヒダカ マサツグ)

    ●福岡大学医学部卒業
    ●福岡大学整形外科学教室出身

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